ライントレードとは③
売買のタイミング
トレンドラインが機能する局面
3つの抵抗を受けた際にトレンドが発生し
その後も継続する可能が高い
トレンドラインは、2点を結ぶ事に始まりますが、3点目にて抵抗を受けて初めてトレンドラインとしては完成となります。トレンドの概念として、動き始めたトレンドはしばらく継続するとありますが、『トレンドライン』により決定(接点が3つ)されたトレンドは、一定の速度を持って傾き(角度)も継続する傾向にあり、トレンドの調整局面の限界値(押し目買い・戻り売りポイント)やトレンド転換の時期も示してくれます。
サポート(下支え・下値抵抗線)=トレンドラインでの反発ポイント
レジスタンス(抵抗・上値抵抗線)=トレンドラインでの反落ポイント
サポート機能

レジスタンス機能

トレンドごとのサポート/レジスタンスライン
トレンドラインを反発するか
突破したときがエントリーポイント
右肩上がりの上昇トレンドライン、右肩下がりの下降トレンドライン、ほぼ横ばい状態のボックス相場のそれぞれでトレンドライン(サポートライン&レジスタンスライン)を引くと、次の動きの傾向が見えてきます。
上昇トレンド
サポートラインを下に抜けると、下降トレンドに転じる可能性が高いと判断できる。

下降トレンド
レジスタンスラインを上に抜けると、上昇トレンドに転じる可能性が高いと判断できる。

チャートのパターンに応じたエントリータイミング
トレンドラインが引けるようになると次に重要なことはエントリーポイントを見極めること。初めのうちはそれぞれの条件を確認しながらエントリーのタイミングを見極めることになりますが、何度か繰り返すうちに条件が身につくはずです。
トレンド継続:上昇時の買いエントリー<トレンドラインで反発>

条件1
2点を結ぶトレンドラインが発生
条件2
レートがトレンドラインの近辺まで下落
条件3
3点目の抵抗で反発(上昇)
3点目の抵抗で反発し上昇する(シグナル転換する)場合、下記のような2つのパターンが存在
反転(上昇)パターン①
反転(上昇)パターン②
トレンド変換:上昇時の売りエントリー<トレンドラインを突破>

条件1
レートがトレンドラインの下に割り込む
条件2
レートがトレンドラインの近辺まで上昇
条件3
トレンドラインで反発(下降)
3点目の抵抗でトレンドラインを突破し下降トレンドに変わる(シグナル転換する)場合、
下記のような2つのパターンが存在
反転(下降)パターン①
反転(下降)パターン②
上昇トレンドでの転換点を示す動き(二次的調整・トレンド転換)なので、
ロスカットポイントになる可能性もあることを覚えておいてください。